実は私は札幌北高校出身です。ちなみに私の妹も弟（副院長）も北高出身です。私は札幌北高校第45期にあたります。高校時代はキャンプをしたり学校祭ではバンドを組んでステージで演奏したり、そんなことばかりしていましたが全体的にはほとんど帰宅部で勉強もスポーツも振るわず私にとっては黒歴史でした。。

卒業からおおよそ30年が経過した今年、我々45期は札幌北高校の同窓会総会の幹事期にあたり、様々な経緯で私が実行委員長を拝命することになりました。

本年度の同窓会総会のテーマは『「再会」あらためて、あたらしくです』　このテーマには、コロナ禍で長らく会うことができなかった同窓生が「再会」を果たし、旧友だけでなく、当時は接点のなかった先輩や後輩、同期とつながり新しい関係を築いていく、そんな思いが込められています。

実際にコロナの影響を受け一昨年度までは総会の中止やオンライン開催を余儀なくされてきました。しかし、昨年度から札幌パークホテルにて対面での同窓会が再開されました。一つ上の44期は限られた準備期間の中で、SNSを使った広報や当日の様々な余興、極めつけは実行委員によるピンクレディに扮したダンスなど、趣向を凝らした総会は大盛況でした。本年度は特に同窓会総会発足から120回目となる節目の年であり、様々な重圧を感じながら準備を少しずつ進めています😓

例えば同窓会のロゴは北高OBのデザイナーにご作成頂き、役員・幹事への案内作業や会場である札幌パークホテルの予約、当日の余興の準備、運営にかかる資金集め（主に北高OBの企業広告費や個人の支援金）、広報（SNSやホームページ作成）に至るまで全て自分達の手作りで行わなければいけません。

同窓生はちょうど40歳後半で皆、職場あるいは家庭で働き盛りかつ責任ある立場を任せられることも多いですので、正直、この年代で同窓会総会を切り盛りするのは大変なのですが、それでも、人生に1度きりしか来ない貴重な経験ですので正面から向かい合うことに決めました。そして同窓会実行委員に参加してくれた同志のメンバーは皆、気持ちの良い仲間ばかりで、それぞれが全く異なる畑で育ったプロフェッショナルでありながらも、同窓会という同じ目標に向かって真剣に意見し合うのはとても良い刺激をもらえます。40後半の良い大人たちが「総会の余興をどうする？」とか「パンフレットのデザインをこうしたい」とか、「同窓会誌にはこんな特集を組みたい」などなど、まるで「大人の学校祭」を本気で開催しようとする高揚感がいつもあります。

先日、同窓会実行委員長として、現在の札幌北高校の校長先生にもご挨拶してきました。20年前に建て替えられた現在の札幌北高校の校舎はどれも僕らにとって新鮮であり、けれどどこか懐かしさもあってまさに高校生の時にタイムスリップしたような、不思議な感覚でした。あれから30年も経過したわけですが、中身は大して変わっていません。春休みだというのに、多くの北高現役生はセミナーに参加し、真剣に勉学に励んでおられました。この中からきっと日本の医学・医療の将来を担う優秀な若者が出てくるのでしょう。とても期待しています!!

第120回札幌北高校同窓会総会は8月3日(土) 札幌パークホテルにて開催します。北高同窓生の皆様はぜひご出席賜りますようお願い申し上げます (詳細はホームページをご覧ください）

また、昨今の物価高で同窓会運営も厳しさが増しております。私や広告担当者から札幌北高校OBの皆様に広告でのご協賛、あるいは個人での支援金をお願いすることがございますが、その際はどうか格別なご高配のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

広告協賛・支援金の詳細に関しましてもホームページに掲載されています本会の趣意書をご参照下さいますと幸いです。