特定健診（メタボ健診）

近年、食生活の変化や運動不足により糖尿病や高血圧などの生活習慣病にかかる患者数が増加しています。これらの生活習慣病の前段階であるメタボリック症候群(メタボ)を早期に発見し、生活習慣病を事前に防ぐことを目的とした健診です。受けられるときの年齢によって以下の2つに区分されます。

①特定健康診査（とくとく健診）：札幌市国保に加入している40歳から74歳の方

②後期高齢者健康診査：札幌市在住の75歳以上の方

特定健診の受ける際の留意事項

1)完全予約制です。ご希望される方は事前にお電話下さい。

2)お住まいの市町村又は、会社等から「受診券」が発行されますので、必ず「受診券」と「保険証」、「前年度の受診結果（お持ちの方）」を持参して受診して下さいをお持ちになり、健診をお受けください。
※「受診券」をお持ちでない場合、健診が受けられないことがございますのでご注意願います。

3)特定健診は最後の飲食から10時間以上の空腹が原則ですのでできる限り空腹の状態でご来院ください。

①受付

健診の内容・費用の確認をお願いします。身元確認のため保険証や運転免許証などの提示、名前、生年月日、住所などご記入お願いします。

②問診

現在ある自覚症状・アレルギー・今までにかかった病気・通院歴・喫煙歴・アルコール摂取量などについて問診票に記入していただきます。

③身体測定

身長・体重・腹囲を計ります。

④視力検査

視力表を用いて行います。（普段使用されている眼鏡やコンタクトはご持参下さい）

⑤聴力検査

オージオメーターを用いて検査し、ヘッドホンから音が聞こえたらボタンを押します。

⑥血圧測定

腕を自動血圧計に入れて心臓の高さで測定します。数値の紙が出てきますのでスタッフにお渡しください。

⑦尿検査

検尿カップ半分くらいの尿をお取りください。採取しましたら、トイレ中に扉がございますので、扉を開けて尿カップを置いてください。

⑧胸部レントゲン（直接）

ネックレス・時計・金属類を取り外し、撮影用の服に着替えます。撮影時には息を吸って数秒とめるよう指示があるので従ってください。

⑨血液検査

処置室にて順番にお呼びします。肝機能・脂質・血糖値などを調べます。過去に採血で気分が悪くなったことがあるかたは事前にお知らせください。

⑩心電図

検査服に着替えてベッドに寝た状態で両手首と両足首、胸に電極を装着して約１分間安静を保っていただきます。

⑪診察

医師が状況を質問したり、聴診器を当てて心臓や肺の音を確認します。ご自身の体調で不安があれば相談することもできます。