先日、奈良県でご開業されている岩間 一 先生 (岩間循環器内科 院長)とスタッフ2名がはるばる当院までご見学にいらっしゃいました。

当日、札幌はあいにくの大雪で高速道路が止まるという大変な悪路の中、ご足労頂きました。5Fの心臓リハビリテーション室からの風景も猛吹雪です😓本当にお疲れ様でした。

岩間先生は、全国の循環器クリニックのネットワーク (JCCN)でお知り合いになった先生で、当院よりも一足先に外来心臓リハビリテーションを地域で展開されている先駆者です。

最近では、左室駆出率の保たれた心不全 (non-rEF) の前向きコホート研究であるPARACLETE study (UMIN 000046951)でもご一緒させて頂きました。

夜は懇親の席にて外来心リハにおいて実際悩む症例の相談や、今後の進むべき方向性について語り合いました。岩間先生は大変温厚な先生で、スタッフの皆さんのことを大切にされており、何より外来心リハにかける熱意に感銘を受けました。まだまだクリニックが外来だけで実施する心臓リハビリテーションは全国でも珍しい試みですが、同じ志を持つ先生やスタッフがいらっしゃることは、私達にとっても大きな刺激になり励みになりました。むしろ、私達が先生方から多くの事を学ばせてもらいました、ありがとうございました☺

今週末は神戸で開催される第８８回 日本循環器学会学術集会のシンポジウムにて、『左室駆出率が保たれた心不全に対する監視下運動療法』の演題で発表してきます。

また、全国の循環器クリニックの皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。